一般社団法人 日本整形内科学研究会

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2019年度 一般社団法人日本整形内科学研究会(JNOS) 研究支援制度 - お知らせ

【公募案内】
2019年度 一般社団法人日本整形内科学研究会(JNOS)
研究支援制度について

2019年5月21日 JNOS学術局長 小林只

あいさつ

一般社団法人日本整形内科学研究会(JNOS)学術局では、当会の学術的発展を目指し、研究支援制度を設けます。つきましては、当会の事業内容(https://www.jnos.or.jp/jnos)に合致する研究事業に対して、2019年度研究支援の募集を行います。会員の皆様の積極的な応募を楽しみにしております。

(1)研究支援枠

(A)受託研究:100万円(0~1件)

(B)研究助成金:
第1類(一般枠) 25万円(0~2件)
第2類(若手枠) 5万円(0~4件)

(2)対象となる研究者

(A)受託研究:研究代表者が当会正会員であり、申請研究の代表研究者であること。年齢制限なし。

(B)研究助成金:申請者は当会正会員であり、申請研究の代表研究者あるいは共同研究者であること(協力研究者は含まない)。共同研究者として申請する場合は、代表研究者の承認を必須とする。(申請は1人1件のみ)
第1類(一般枠):年齢制限なし。
第2類(若手研究者支援枠):満40歳未満。

(3)対象となる研究(2019年度募集課題)

(A)受託研究:

今年度は、原則として基礎研究分野(特に、異常なfasciaの動物モデル作成)を募集します。現在、fasciaの臨床的役割は経験上知られてきましたが、MPS含む異常なfasciaの動物モデル作成は本分野の建設的発展の最も基礎となるものです。従来の遅発性筋痛症や線維筋痛症の動物モデルに限定されず、異常なfasciaの臨床病態の一側面に注目したような創造性豊かな研究を期待します。一方、臨床研究(特に、fasciaリリースに使用する医療機器や医薬品の研究開発)の応募も奨励致します。

(B)研究助成金:基礎研究および臨床研究

【第1類】一般枠(年齢制限なし)

エコーガイド下Fasciaリリースの治療手技のうち、注射・鍼・徒手に関して、その治療効果やメカニズムの解明に寄与するような、解剖学的検証、生理学的検証(中枢、末梢含む)などの手法による基礎研究、あるいは臨床研究(介入研究・観察研究を原則とする。症例報告は含まない)を対象とします。

【第2類】若手研究者支援枠(満40歳未満)

第1類に準じた研究に加えて、症例報告(和文、英文含む)を含みます。

(4)研究の実施期間

助成の対象となる研究の実施期間は原則として2年以内とし、新規の研究のほか、実施中の研究も対象とします。

(5)選考規準

  • Fasciaや整形内科学に関する基礎的な研究または将来性ある研究で、その内容が独創的であること。
  • 研究の成果が学術面と臨床技術の発展に寄与する可能性があること。
  • 研究の計画・方法が研究目的を達成するために適切であり、実現可能性が十分にあること。
  • 研究の実施にあたり、関連する研究倫理の教育を受けていること。
  • 研究は、適切な倫理審査を受けている、あるいは受ける予定となっていること。

(6)応募手続き

  • 研究助成申請書(2019年度研究助成申請書様式1および様式2:Word file)の提出。その他、関連資料(例:共同研究者として申請する場合の代表研究者承認の書類(書式は任意))
  • 記載言語:日本語あるいは英語。
  • 提出方法:電子メール(admin-team-jnos@jnos.or.jp)に必要ファイルを添付ください。メールのタイトルは「【2019年度JNOS研究助成申請】+申請者の名前」としてください。
  • 提出期限:2019年6月11日(火)18:00(JST)

(7)選考方法

応募の中から当会の審査委員会において助成対象となる研究者を選考し、理事会で決定し、申請者に通知します。

(8)選考後

選考されて助成金を受ける場合、次の事項を遵守ください。

(A)受託研究:当会と申請者が所属する組織との間の受託研究契約を締結します。

(B)研究助成金:奨学寄付金など(原則、常勤として勤務する所属先に対する助成金)として支払います。

【課題共通】

  • 支援が決定した研究に関しては、研究代表者名および研究テーマを当会ホームページで告知すること(このことを考慮した研究テーマ名としてください)。
  • 当会の学術集会(総会)で研究成果を中間報告含めて報告すること。
  • 助成金を受けた年度末(助成金を受領してから半年~1年を経過した時点)で研究の進捗状況についての中間報告を提出すること。
  • 研究実施期間が終了したときは、研究内容と収支計算の終了報告書を提出すること。

(9)受託研究費/研究助成金の用途

(A)受託研究費:物品費、旅費、論文投稿費・英文校正費など採択された課題のための費用として使途可能です。助成研究に係わる経理は、他の経理と区分してその収支を明確にしてください。他の経理と合わせて備品を購入することは当会側としては原則許可しますが、適宜当会の指示を受けてください。

(B)研究助成金:物品費、旅費、論文投稿費・英文校正費など採択された研究課題の費用として使途可能です。

(10)研究成果の発表

国内外の学会、あるいは当会の学術集会・地方会で発表することを必須とします。原則、助成金を受けた次年度末までに、国内外の学術誌に論文(和文あるいは英文)を投稿してください。学会発表や論文投稿時には、当会からの助成があったことを謝辞に記載ください。

<記載例>(課題番号「JNOS+4桁」)

【英文】This work was supported by Japanese Non-surgical Orthopedics Society(JNOS)Grant Number JNOS0001.

【和文】本研究は一般社団法人日本整形内科学研究会(JNOS)研究助成 JNOS0001の助成を受けたものです。

(11)研究成果の帰属

研究において取得した知的所有権(特許権等)は、原則として研究者に帰属します。

お問い合わせ先

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