一般社団法人 日本整形内科学研究会(JNOS)では、「第8回学術集会」及び「第6回日本ファシア会議」を2025年11月23日(日)に東京お茶の水で開催します。
今回も対面とオンラインのハイブリット開催の学術集会を開催します。是非、奮ってご参加をいただければと思います。
第8回 学術集会・第6回日本ファシア会議について
今回は、当会理事、会員が日々行っているスポーツ医療に着目をしました。
テーマを「スポーツ医療における多職種連携~ともに支え、ともに感動を~」と設定して参加者の方が幅広い知見を得て、治療・施術に生かすことを目的としたいと思います。
大会長はスポーツ医療の主導者、当会 理事・北海道・東北ブロック長、仙台たなか整形外科スポーツクリニック 院長 田中 稔先生です。
今回はも従来の学術集会(第1回学術集会、第2回学術集会、第3回学術集会 、第4回学術集会、第5回学術集会、第6回学術集会、第7回学術集会)を上回る満足度を得られる開催をしたいと考えております。
- 現在、参加申し込み受付準備中です。参加申し込み受け付け開始は6月を予定しています。
大会長挨拶
第8回日本整形内科学研究会学術集会、第6回日本ファシア会議開催にあたり
一般社団法人 日本整形内科学研究会理事・北海道・東北ブロック長
仙台たなか整形外科スポーツクリニック 院長
田中 稔この度第8回日本整形内科学研究会学術集会、第6回日本ファシア会議を2025年11月23日(日)に昨年と同様、現地(御茶ノ水ソラシティ)及びZoomオンラインのハイブリットで開催させていただきます。
昨年の学術集会が5年ぶりに現地開催となり、対面でなければ伝わらない情熱や対面でなければできないエコーハンズオンセミナーの重要性を感じ、今年もハイブリット開催とすることといたしました。
私は2009年から東北楽天ゴールデンイーグルスのチームドクターとして、東北楽天コンディショニングチームのトレーナー(鍼灸師)や理学療法士と共に選手のサポートをしてきた経験から、プロ野球選手の治療、コンディショニング維持、障害の予防に対する多職種連携の重要性を実感しています。
そこで、テーマは「スポーツ医療における多職種連携~ともに支え、ともに感動を~」としました。日本プロ野球の歴史をみると、30年以上前では各チームにトレーナーは2、3人程度でしたが、現在は多くて12人、少なくても8人は在籍しており、ほとんどが鍼灸師、マッサージ師の資格を持っています。
1990年代から運動機能改善、障害再発予防の観点から理学療法士がチームに加わるようになり、リハビリテーションや運動療法の専門的なアプローチが行われるようになりました。さらに多職種連携の進展によりチーム医療が強化され、医師、トレーナー(鍼灸師)、理学療法士、栄養管理士が連携し、選手の健康管理やパフォーマンス向上に取り組む体制が整いつつあり、まさに日本整形内科学研究会の理念のひとつである「多職種連携」が最も必要な現場となっています。
講演では、プロ野球選手の治療に携わる現役の東北楽天コンディショニングチームのトレーナーおよび理学療法士にご登壇いただき、選手に対する治療の考え方や実際の手技について講演していただく予定です。また最新のエコー下Fasciaハイドロリリースの手技や好評であったエコーハンズオンセッションも企画中です。
多職種連携でともに支え、感動を与える医療をめざして、多職種の参加者が「仲間」となって知識と交流を深める日本整形内科学研究会にしかできない学術集会にしたいと思います。
2025年3月吉日