一般社団法人 日本整形内科学研究会

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【講義資料公開・報告】第11回 JNOS ウェビナー[Web Seminar] (2020年8月1日[土]開催) - お知らせ

一般社団法人 日本整形内科学研究会では、2020年8月1日(土)  に第11回 JNOSウェビナー[Web Seminar] を開催いたした。

これは、昨今のコロナウィルス感染拡大防止対策のみならず、従来からいただいていた、実際の集会、セミナーに参加するのが困難であるのでオンライン講座などをもっと積極的にやってほしいという要望に応えるものです。

概要:第11回 JNOSウェビナー[Web Seminar] 講義

第11回JNOSウェビナーは「エコーセミナー3:Dr.永野のエコー描出技術 その1~一般化を目指した学習方法~」をテーマに開催しました。

今回は、数多のエコーセミナーに参加され、そして多くの診療現場を訪れ、その臨床と学習のノウハウを貪欲に学び続けてきた永野先生が、ついに登壇されました。

新人理学療法士らへの院内教育に一般化しようとした試み、教える側の理学療法士との連携、なにより「スタッフと供に学ぶ」その姿勢について、スタッフらと協業して作成した2画面配信システムおよび学習資料作成について、その実例を交えながら、コロナ時代における整形外科クリニックの在り方をも示唆されるような先駆的な活動の試みに関してご提示頂きました。

当日は、座長である谷掛洋平先生(当会理事 会員管理局長)、指定発言の小林只(当会理事 学術局長)のコメントおよび質疑応答を踏まえながら、約90分の講義と情報提供で開催され盛況でした。

  • 谷掛洋平先生による開会の挨拶の後、木村裕明先生(当会会長)による今回のウェビナーに対する期待をお話頂きました。
  • 講義では、著作権への適切な配慮(引用・転載元への著者および出版社に対する許諾手続き、必要な解剖図の作成作業、これら謝辞掲載など)をされながら、永野先生が「これまでに、どこで、誰から学んだ技術やノウハウであるか」を丁寧に提示し先駆者への敬意を述べならがも、これらの技術・ノウハウを融合させた「永野メソッド」ともいえる、院内学習用に作成された診察・エコー解剖の動画について、以下の作品を提示頂きました。
  1. 頚部神経根、頚椎間関節、後斜角筋、肩甲背神経(8分43秒)
  2. 肩前面から上腕部中央まで:烏口腕筋、上腕二頭筋、大円筋、広背筋 (2分31秒)
  3. 肩後面:肩甲上腕関節、棘下筋、小円筋、QLS、上腕三頭筋長頭の長軸(2分21秒)
  4. 肩甲骨下角から腋窩:広背筋、大円筋、肩甲下筋、小円筋、上腕三頭筋長頭、腋窩神経(3分14秒)
  5. 肩甲骨下角から上腕後面まで:橈骨神経、上腕三頭筋内側頭・外側頭 (5分10秒)
  6. 肩甲舌骨筋・前鋸筋・肩甲下筋(3分53秒)
  • 各エコー解剖動画に対して、座長である谷掛洋平先生、そして指定発言の小林只とともに、「このエコー解剖がどのように臨床的に役立つか?」についてディスカッションがありました。
  • 永野先生からのメッセージは以下でした:
  1. 短軸像で中枢⇔末消へプローブを往復して走査する。プローブを回転して短軸像⇔長軸像を繰り返して走査する。
  2. プローブを連続的に動かしながら、自らの頭の中で3次元的な解剖を再構築する。
  3. 解剖、動作分析、エコーを共通言語、共通画像とし医師と理学療法士が共に学ぶ。
  • 全体を通じて、「エコー解剖」は趣味ではなく「臨床に役立たせるための技術」という観点に焦点が当てられ、当会の特色である、徒手・肉眼体表解剖とその評価方法・エコー評価注射という「多職種連携」の利点を加速させる学習方法を紹介することができました。
  • 最後に、第3回JNOS学術集会に関して洞口敬先生(当会副会長)、そして2020年度研究助成事業に関して小林只先生から紹介と、本日のウェビナーの総評が話されました。


動画公開:第11回 JNOSウェビナー[Web Seminar] 講義

第11回JNOSウェビナーの動画およびディスカッションは、会員限定フォーラムで閲覧可能です.

  • 講義およびディスカッションの動画(90分程)
  • 専用フォーラム内でディスカッションもあり。

入会案内 

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