
第120回 ウェビナー[治療技術の学習] 第二回 動作分析の整形内科学的な臨床活用法(応用編)~スポーツにおけるスローイング動作&スイング動作を例に~
一般社団法人 日本整形内科学研究会では、2026年3月21日(土) に第120回 JNOSウェビナー[Web Seminar] を開催いたします。
今回のテーマは治療技術の学習として「第2回 動作分析の整形内科学的な臨床活用法(応用編)~スポーツにおけるスローイング動作&スイング動作と~」となります。
これは2026年1月10日に開催された第116回ウェビナーの続編となります。
- 講師
- 銭田 良博先生 (日本整形内科学研究会 理事・副会長・運営管理局長、株式会社ゼニタ 代表取締役社長 (愛知県名古屋市)
- 座長・司会
- 小林 只先生(日本整形内科学研究会 理事・学術局長、弘前大学医学部附属病院総合診療部 学内講師、株式会社アカデミア研究開発支援 代表取締役社長、1級知的財産管理技能士、総合診療医)
【抄録】
概要:前回基礎編を踏まえ、今回は野球・ゴルフ・テニスの動作をより細かく分析し、スローイング動作・スイング動作を発痛源評価と治療選択へ結び付ける応用を解説した。スポーツ選手で培う微細な症状把握と精緻な動作観察は、ADLに大きな異常のない一般人の評価やパフォーマンス向上にも有用であり、1つ1つの動作を丁寧に観る技術の重要性が示された。
詳細:
- 前回のウェビナー(基礎編)ではADL分析として、寝返り、起き上がり、立ち上がり、トイレ動作などを段階的に観察し、どの局面で自立・部分介助・不能が分かれるかを整理していた。今回の応用編のメッセージを踏まえると、スポーツ選手に対して行う高解像度の動作観察は、一般人においても「痛みはあるがADLは保たれている」「生活はできるが違和感が残る」「もっと良く動きたい」という層の評価精度を上げるうえで有効であると位置づけられる。これは資料記載の「静的正常≠動的正常」「痛みの本質は動きの中」という視点とも整合する。
- 今回のウェビナー(応用編)では、スポーツ診療を特殊領域として閉じるのではなく、野球・ゴルフ・テニスのような高精度な動作観察を通じて培った評価技術を、一般人の診療にも還元することにある。基礎編ではADLや基本動作の観察から評価を組み立てる流れが示され、応用編では競技動作をさらに細分化して観ることで、ADL上は目立たない微細な異常や、将来的な障害・パフォーマンス低下の芽を拾い上げる視点が前景化している。
- 野球では投球・打撃を通じて、地面反力→股関節→体幹→肩→肘→手という全身連動、体幹回旋遅れや股関節硬さによる肩肘負荷を観る視点が重要である。
- ゴルフでは各相の連続性、体軸回旋、下半身主導、左右非対称負荷、前傾保持と腰痛リスクが中心となる。
- テニスではサーブ・フォア・バックを通じた反復ストレスと、バックハンドに関連するテニス肘など、症状と特定動作相の関係を詳細に追うことが要点となる。
- アライメントは原因か結果か?
例えば、静的アライメントとしての膝のO脚、X脚の関係は、原因か結果かという観点が重要である。これはストレートネックも同様であるが、OAなど変形が原因ではなく、周囲筋の緊張状態やファシア・アナトミートレインの状況から二次的に「結果的に」O脚、X脚と見える状態になっていることも稀ではない。スポーツ障害(オスグッド・シュラッター病、シンスプリント、シーバー病など)も、結果としての病状であり、その原因へのアプローチが重要である。- 質疑応答では、顎関節と投球動作との関係、脊椎アライメントとの関係について議論が深まりました。
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開始は20時00分となりますのでご注意ください。(参加開始は19時40分)
詳細は下記をご参照ください。多くの方のご参加をお待ちしております。
第120回 JNOSウェビナー[Web Seminar]
| 日時 | 2026年3月21日(土) 19:40(参加開始) 20:00(ウェビナー開始) 21:30(終了)
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| 参加申込開始・締切 |
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| 主催 | 一般社団法人日本整形内科学研究会(Japan Non-surgical Orthopedics Society; JNOS) |
| 参加資格 |
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| タイムスケジュール(予定) |
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| 申し込み方法 |
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| その他 |
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| 問い合わせ先 | 一般社団法人日本整形内科学研究会 お問い合わせフォーム |

















