一般社団法人 日本整形内科学研究会

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第108回 ウェビナー [治療技術の学習] 最先端シリーズ 第12回 むち打ち症に対する総合診療2 ~ストレートネック、胸郭出口症候群(TOS)との共有技術~ - お知らせ

第108回 ウェビナー [治療技術の学習] 最先端シリーズ 第12回 むち打ち症に対する総合診療2~ストレートネック、胸郭出口症候群(TOS)との共有技術~

一般社団法人 日本整形内科学研究会では、2025年7月5日(土) に第108回 JNOSウェビナー[Web Seminar] を開催いたします。

テーマは最先端シリーズの第12回で「むち打ち症に対する総合診療2」となります。

前回の内容は「第102回 ウェビナー 最先端シリーズ第10回 むち打ち症に対する総合診療 ~局所(注射・鍼・物療)☓ 内服(西洋薬、漢方薬、ビタミン・サプリ) ☓ α~」を参照ください。

前回同様、スライド形式の情報提供では伝えきれない、小林先生の本質的な観方・技術の紹介(標準的なエビデンスの紹介ではなく、職人の臨床技術の紹介)を目的とします。そのため、演者によるリアルタイムの画角(外観+エコー画像)で解説していきます。参加者の方々からの疑問に答える時間を十分にとり、ディスカッションを豊富に実施する予定です職種を問わず多くの方の参加をお待ちしております。

目次(当日は、太字部予定。特に青部の実技予定。細字は第1回で概要解説済み

  1. むち打ち症(頚部外傷)の病態
  2. むち打ち症の発生パターン(事故の受傷機転、運転手の姿勢など)と、発痛源の関係性
  3. むち打ち症のレッドフラッグ
  4. むち打ち症の初期評価:
    例:頚部の発痛源評価(第4回ウェビナーの復習)
    例:頻度は非常に多いにもかかわらず、評価されていないことが多い「顎関節」と「舌」と「頭長筋・頚長筋」と「縦隔~横隔膜」
  5. むち打ち症の初期対応(薬物療法含む)のパターン(患者に応じた対応)
    例:筋緊張+組織の微細損傷に対する漢方(葛根湯+桂枝加朮附湯+◯◯)+ NSAIDs +ビタミン補充 の適応
    例:自律神経症状が強い場合の対応(四逆散+香蘇散)+ 少量ジアゼパム
    例:ネックカラーが病状を悪化させる場合、テーピング療法の適応、ソマセプトや皮膚鍼の活用
    例:ステロイド入りの局所注射の適応、発痛源・損傷部位の評価に応じて
  6. 難治性のむち打ち症への対応(ストレートネック、胸郭出口症候群・TOSの評価対応とも近似)。
    例:疾病利得への対応
    例:過去の心因的トラウマへの対応
    例:発痛源残しへの対応
    例:頚長筋・頭長筋の触診技術、顎関節・舌の治療技術、胸郭の治療(前鋸筋上部線維、縦隔~横隔膜含む)ほか
    例:上位胸椎の運動性の対応(呼吸法、運動療法、物理療法による治療・セルフケア)
    例:栄養、ビタミンほか

参考資料

開始は20時00分となりますのでご注意ください。(参加開始は19時40分)

詳細は下記をご参照ください。職種を問わず多くの方のご参加をお待ちしております。

第108回 JNOSウェビナー[Web Seminar]

日時2025年7月5日(土) 19:40(参加開始) 20:00(ウェビナー開始) 21:30(終了)    

  • セミナー開始は20:00になります。
  • 19:40-20:00は全員のの機材調整・使用方法説明の場となります。
必要環境
  • Windows PC , Mac, スマートフォン, タブレットなどzoom ウェビナーに接続ができる端末
  • 使用ソフト:zoom 
  • 事前にZoomの動作確認をした上でご参加ください。
  • 詳細の接続方法等は参加受付後に個別にメールいたします。
定員
  • 80名 (先着順)
費用
  • 会員:無料
  • 非会員:5,000円(税込み)
参加申込開始・締切
  • 開始:受付開始済
  • 締切:2025年7月2日(水)20時 
主催一般社団法人日本整形内科学研究会(Japan Non-surgical Orthopedics Society; JNOS)
参加資格
  • 以下のいずれか
    • 当会会員
    • 当会非会員の医療系資格所持者
タイムスケジュール(予定)
  • 講義 60分
  • 質疑応答 30分
申し込み方法
  • 会員と非会員で申込み方法が異なりますので、ご注意下さい
その他
  • 以下に、ご了承の上でお申し込みください。
    • 参加者による、セミナーの静止画/動画撮影、録音は禁止です。
    • セミナーの内容はJNOSにて会員の学習資料として収録され、後日会員フォオーラムに掲載予定です。また、収録動画は編集後に配信・販売される可能性があります。
    • 機材の不具合等により正しく試聴ができない場合などの補償はございません。
    • 必ず前日までに機材の事前準備・確認をしてください。
    • 一台のPCで参加登録された複数の方がセミナーに参加・視聴することは可能ですが、参加登録されていない方は参加・視聴することはできません。
    • 一人の参加者が複数のデバイス(例:windows と Mac)で接続することはできません。
    • 申し込み後に欠席される場合は、必ずキャンセル処理(又は事務局への連絡)をお願いします。無連絡の欠席は今後のイベント申し込み時の承認可否判断に反映されます。
    • 内容は都合により予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。
問い合わせ先一般社団法人日本整形内科学研究会 お問い合わせフォーム