一般社団法人 日本整形内科学研究会では、2021年4月10日(土) に第26回 JNOSウェビナー[Web Seminar] を開催しました。今後も、隔週で継続予定ですので、ウェビナー スケジュールをご参照ください。
これは、昨今のコロナウィルス感染拡大防止対策のみならず、従来からいただいていた、実際の集会、セミナーに参加するのが困難であるのでオンライン講座などをもっと積極的にやってほしいという要望に応えるものです。
概要：第26回 JNOSウェビナー[Web Seminar] 講義
今回は「コンプライアンス向上」分野をテーマに、当会理事 黒沢理人先生（群馬県前橋市・トリガーポイント治療院 院長）による「解剖イラストの作図技法1」、座長は当会理事・学術局長・知財法務部長 小林只先生（弘前大学総合診療部、２級知的財産管理技能士）となります。
昨年のコロナ禍以来、ウェビナーなどオンラインで各種講演会等が開催される機会が増えました。これらのオンライン型講演会においても従来型の講演会同様に、発表資料内で他者が著作権を所有する画像、写真、音声、音楽、動画、フォントなどの使用する際には著作者の利用許諾を得ることが必要です。
当会でこれまでにも、コンプライアンスウェビナーを開催しており、第１回から３回までのコンプライアンスウェビナーはYoutubeで一般公開しています。（なお、今回は編集後動画を会員限定アーカイブのみ公開予定です。）
- 第１回オンラインセミナーおよび研究発表のための資料作成術～総論、知的財産権としての著作権、著作物の利用方法～ [2020年6月20日（土）] 申込みページ（抄録）、報告ページ（Youtube動画のリンク形成）
- 第２回オンラインセミナーおよび研究発表のための資料作成術～著作物の利用検討前のステップ：肖像権・安全保障貿易管理、個人情報保護、産業財産権～[2020年7月18日 21:00～] 申込みページ（抄録）、報告ページ（Youtube動画のリンク掲載）
- 第３回オンラインセミナーおよび研究発表のための資料作成術[実践編]～著作物のライセンス検索技術、著作物性に応じたリライト技術を中心に～[2020年8月22日 21:00～] 申込みページ（抄録）、報告ページ（Youtube動画のリンク掲載）
著作者の利用許諾を得ることが、費用や海外の出版社との連絡などで困難な場合も多いのが実情です。
「理屈は分かった」「じゃあ、実際にどのようにオリジナルイラストを作成していけばよいのか？」というご期待に応えるのが、今回です。医学的なイラストを自分で描画する手法のレクチャーと参加者を交えた作図の一連の流れを学ぶ講座を、以下の目次で開催しました。
動画の一般公開：第26回 JNOSウェビナー[Web Seminar] 講義
第24回JNOSウェビナーの動画およびディスカッション（約90分）は、会員限定公開です.
【目次および概要】
- 開会の挨拶（小林只）
- 講義（黒沢理人）：
- 目の前のイラストは著作物か？その判断方法は？（オリジナリティ、類似性、依拠性で整理する手法）
- 当会の３グループのイラスト紹介（木村ペインクリニック、株式会社ゼニタ、永野整形外科クリニック）→いずれも素晴しいイラストを作成しています。
- 実演（黒沢理人）：iPadとProcerate®を使って実際に実演致します。お手元に同じ環境をご準備頂いた方とリアルタイムにやり取りをしました。
- 自分が欲しいイラストを探す方法
- データを取り込む方法
- 著作性の判断方法
- 参考にイラストを作成する方法、検証方法
- JNOSのオリジナルイラストの頒布予定について（小林只）：すぐにでもイラストを利用したい方に為に、当会で準備をしたイラストを有償にて頒布する予定についてもご説明いたしました。
- 質疑応答：現場の悩みを赤裸々にディスカッションしました。
- 専用フォーラム内でディスカッションもあり。
入会案内
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